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2011/4/12 - DoTTS Students 学生コラム

California State University, Northridge #2, USA

肌寒い3月が終わり、カリフォルニアらしい天気の日が続く4月になりました。カリフォルニアにいると日差しが強いため、日向にいるとすぐに日焼けをします。一方、日陰はすごく涼しく、たまに寒いと感じるくらいです。また朝、晩はひんやりと寒く、お昼は信じられないくらい暑くなります。私はこのカリフォルニアの天気が好きです。ようやくこの気候にも慣れ、早8ヶ月が経ちました。

三月、日本の東北沖で大きな地震が起き、様々な災害が日本を襲いました。ニュースを見ていると、心が痛み、言いようの無い不安に包まれました。そんな時、急に携帯が鳴りました。”Is your family ok?”という、友達からの心配のテキストでした。びっくりした気持ちと嬉しい気持ちが入り交じり、また友達の思いやりに心が温かくなりました。またそれは私に何かできるだろうかということを考えるきっかけにもなりました。アメリカの学生はよく積極的だと言われますが、まさにその通りだと思います。地震が起きた後、すぐに日本へ向けてのメッセージをいろんな人に書いてもらって集めたり、募金活動が行われました。また大学の周りのお店で買い物すると代金の何パーセントかが日本へ寄付されるキャンペーンがあったりと、身近な所で日本に対する支援が積極的に行われており、驚きました。私も微力ながら、Teacher assistantをしているクラスに呼びかけて、メッセージを書いてもらいました

今学期、私が取ったクラスの中で最も大変な授業がAsian American Studies/Self Representationのクラスです。これはAsian American Studiesの知識を用いて、いか他人に自分を自分らしく伝えられるかを学ぶクラスです。課題が多く、また深い知識を必要とされるので、学期の最初はとても大変でした。まわりに留学生もおらず、ディスカッション、プレゼンテーションをたくさんこなさなくてはいけなかったので、何度もくじけました。しかしながら、少しずつ慣れ、積極的に参加していけるようになりました。今、クラスでは全員参加のrepresentation filmを作っています。先生が出したテーマに沿って、学生主体で話を進め、段取りをし、撮影をしています。各セクションに分かれ、他グループとコミュニケーションをしながら、一つのものを作り上げていく過程は刺激的ですごく楽しいです

留学期間の折り返しも過ぎ、学生生活、休日の過ごし方、息抜きの仕方などを学び、いろいろと心に余裕がでてきました。しかしながら、私がカリフォルニアで生活するのはあと1ヶ月です。まだもうすぐで帰国するという実感が全く湧きませんが、悔いのないよう、今まで得たものを活かして楽しい毎日を過ごしたいと思います。

(交流文化学科2年・YK)