見出し画像

FAQ

オープンキャンパスなどで「よく尋ねられる質問(FAQ)」について概要を記し、お答えします。

さらに詳しい情報は、獨協大学の公式サイト(http://www.dokkyo.ac.jp/)および大学案内パンフレット「ヴィッセンシャフト」をご覧ください。

こちらのサイトから無料で取り寄せ可能です
交流文化学科とはどのような学科ですか?
2009年4月、外国語学部に新しく誕生した学科であり、「ツーリズム(観光)」「トランスナショナル」「グローバル社会」をキーワードに、国境を越えて移動し交流する文化について学ぶ学科です。
「ツーリズム(観光)」の分野に関心を持っている方々はもちろん、世界のさまざまな現象について、多角的な視点から学んでみたいと考えている人のために設置されている学科です。
いわゆる観光学科とは何が違いますか?
「ツーリズム(観光)」は交流文化学科の大切なキーワードであり、多くの授業やゼミが開講されていますが、それとあわせて「トランスナショナル」な考え方と、「グローバル社会」を理解する知識も学んでもらい、より立体的で奥行きのあるパースペクティブ(見方)を在学中に育ててもらうことを目指しています。
そのため「観光系企業への就職」ばかりを重視せず、観光そのものの社会的な意味を考え、ときには「いまある観光のかたちは最良なのだろうか」とクリティカル(根元的、批判的)に問うことが、交流文化学科の「ツーリズム(観光)」の特徴です。
観光に興味を持つ人が集まる学科ですか?
交流文化学科を卒業すると、どのような職業に就くことができますか?
たしかに入学生の半数以上が観光に興味を持っていますが、交流文化学科の多様な授業やゼミを受講するうちに視野と関心が広がり、自分の希望する進路を見出す人もいるため、観光に関連する企業を選ぶ卒業生は全体の3~4割ほどで推移しています。
このほか外資系民間企業、国際NGO・NPO、公務員、ジャーナリストなどとして活躍する卒業生が巣立っており、中高の英語教師や国内の企業などで働く卒業生にも交流文化学科の学びは十分に活かせるものと考えています。
ドイツ語学科、英語学科、フランス語学科の授業を受講することはできますか?
取得できる単位数に上限はありますが、外国語学部の他学科だけでなく、他学部の科目も履修可能です。単位数の詳細はオープンキャンパスなどで尋ねるか、大学案内をご参照ください。
英語学科との違いがよくわかりません。
英語学科との一番の違いは、英語学科では「英語圏(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア)」の言語、文学、文化そして社会について学ぶことを基本としているのに対して、「ツーリズム(観光)」をキーワードの一つに掲げる交流文化学科では世界のさまざまな地域の文化や社会について学ぶことを目指していることです。
たとえば交流文化学科では、世界の共通語として英語を重視していますが、英語学科と比較して「より実践的な英語力」の獲得を目指しています。そして「ツーリズム(観光)」が世界のありとあらゆることを対象としているように、私たちの学科の学びの対象も英語圏に限りません。
たとえば英語に加えた「プラス1言語」として、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語から1言語を、1年生から3年生まで必修で学習します。
授業時間も多いため生半可な姿勢では困りますが、きちんと勉強すれば、英語を使いこなし、さらにもう一言語を駆使して世界中の人々と交流できる外国語能力を養成することを目指します。
さらに交流文化学科では、「フィールド(現場)」に根ざした視点から思考することを大切にし、文化人類学、社会学、国際関係論、国際開発論などをベースとして国際社会を理解する多彩な専門科目とゼミを多く開講しています。
「フィールド(現場)」は交流文化学科の学びにとって重要であり、専門科目を担当するすべての教員が海外での留学や勤務やフィールドワークを経験し、それぞれの「フィールド(現場)」から見えてくる異なる世界の状況を理解してもらえるよう取り組んでいます。
「フィールド(現場)」重視の交流文化学科では、さまざまな「ちがい」を楽しむ知性を養ってもらうことを目指しています。
大学に入ってから授業についていけるか自信がありません。
教えられたことをしっかりと身につける高校と違い、大学では自ら進んで学ぶ姿勢と習慣がとても大切になります。
そうした大学生のマインドを身に付け、大学四年間を充実したものにするために、交流文化学科では1年次の必修科目として「基礎演習」を設けています。
この「基礎演習」では20名前後の少人数クラスに分かれ、「大学で学ぶこととは何か」にはじまり、具体的な勉強方法(ノートの取り方やレポートの書き方)、図書館の利用方法、そして論理的な思考方法などを身につけていきます。
また「ゼミ(演習)」を重視する交流文化学科では、2年次の秋に定員10数名のゼミ生を募集して分属し、3年次から2年間の必修科目として履修します。
一学年100名ほどの小さな学科なので学生と教員の距離が近く、また先輩と後輩も親密な関係を築きやすいため、お互いに助け合って成長していく環境があります。
学費はいくらですか?
学費は獨協大学のすべての学部学科で共通です。詳しくは獨協大学の公式サイトや大学案内「ヴィッセンシャフト」をご覧ください。
奨学金制度はありますか?
交流文化学科をふくむ本学には「獨協大学奨学金」のほか、日本学生支援機構が行う「日本育英会奨学金」など、多数の奨学金制度があります。
とくに前者は日本国内の大学で屈指の充実した給付型奨学金(返済の必要のない奨学金)の制度であり、受給資格を満たすことができれば学費などの補助に役立てることが可能です。
概要は大学案内「ヴィッセンシャフト」にも記載がありますが、受給資格などは毎年更新されるため詳細はオープンキャンパスや学校説明会などでお尋ねください。
留学制度について教えてください。
交流文化学科では海外留学を推奨しており、国際交流センターと連携して在学生を支援することに努めています。
たとえば、獨協大学と交換協定を結んでいる大学への留学(交換留学)や、自分で留学先大学を選定して単位取得後に獨協大学の単位として互換することを申請する留学(認定留学)、そして夏季や春季の休業期間を利用した短期語学研修などが提供されています。
詳しくは「国際交流(留学制度)」の概要をまとめたページ(http://www.dokkyo.ac.jp/daigaku/a01_04_02_j.html)をご覧いただくか、国際交流センターに問い合わせてください。
詳しいパンフレット『留学ガイド』を差し上げています。
社会で役に立つ資格を取りたいと思っていますが、資格対策講座などはありますか?
交流文化学科では、「ツーリズム(観光)」関連の資格取得にむけた支援をおこなっています。
まず通訳案内士に関連し、正規授業の一つに「通訳案内士の英語」を開講しています。
また海外留学に必要なTOEFLや就職にも役立つTOEICの対策を通じて、実践的な英語力を高めるための英語授業を複数開講しています。
さらに旅行会社やホテルなどの観光産業で注目集めている旅行業務取扱管理者に関する課外講座も開設し、多数の合格者を輩出しています。