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DoTTS Faculty 教員コラム
学びと国境に関する雑感(北野収)

今は遠い昔の昭和の頃、日本国内で一度目の大学院生活を過ごしていた私は、先生や先輩方から、「アメリカの博士論文は日本の修士論文と同レベル。アメリカの修士論文は日本の学生の卒論と同レベル。だから、留学して…続きを読む
2024/7/30
クルド難民はアブナイ存在?(高橋雄一郎)

先日、1年生の授業で難民について話す機会がありました。他の先進諸国に較べて日本が難民の受入れに極端に消極的なこと、大学からさほど遠くない埼玉県川口市に2000人規模のトルコ出身のクルド人難民コミュニテ…続きを読む
2024/6/18
バラが咲きました(北野収)

私が今、興味をもっている研究上の関心は、人間とノンヒューマン(非人間)の関係性を踏まえた人新世のプラネタリーな関係論です。もはや、この世界観(コスモビジョン)を「国際関係」や「グローバル〇〇」という既…続きを読む
2024/5/7
気づきの春(長崎睦子)

数年前から始めたことがいくつかあるが、その中のひとつがヨガだ。 私は、物事に対してや思考に関しては柔軟性があるほうだと思っているが(芯がないとも、流されやすいだけとも言える)、自分の体においては、柔軟…続きを読む
2024/4/9
「動物福祉(アニマルウェルフェア)」って知っていますか?(その2)(永野隆行)

近年のオーストラリアで、動物福祉をめぐって関心を集めたのが生体動物の輸出問題でした。知られていませんがオーストラリアは生体動物の輸出大国。オーストラリアはこれまで、牛や羊を生きたまま、中東やアジアの…続きを読む
2024/2/13
「動物福祉(アニマルウェルフェア)」って知っていますか?(その1)(永野隆行)

日本ではまだまだ認知度は低いようですが、欧米諸国では活発に議論がなされている「動物福祉」。特にヨーロッパでは「動物福祉政策」として、法令制定、規制強化の動きが活発化しています。欧州連合(EU)は19…続きを読む
2024/2/13
裁判官を演じてみませんか(高橋雄一郎)

獨協大学には法廷の内部を再現した「法廷教室」があります。ふだんは法学部の授業に使われていますが、空きコマがあると私たち他学科でも使えます。 私が担当している授業「移民難民と日本社会」では今年、中島京子…続きを読む
2024/2/1
大学生活とアルバイト(鈴木涼太郎)

大学生活の中心が学問/勉強であることは当然ですが、もちろんサークルや部活、アルバイト、趣味の時間も大事なのは言うまでもありません。 留学をするにも旅行をするにも、お金が必要。なかでもアルバイトは、ほと…続きを読む
2024/1/30
距離のはなし(大澤舞)

白いスニーカーの「白」を維持したまま履くのはなかなか大変である。 授業中、学生のアディダスが毎週きれいな状態だったので、「きれいに履いているね」と声をかけたら「はい、結構(白を維持する)努力してるんで…続きを読む
2024/1/15
ミュージアムと多様性のリテラシー(山口誠)

獨協の学生証で、ピカソやモネやゴッホの名画を、無料で観れます! エジプトのミイラも、世界遺産に登録された建築も、明治時代の無声映画も、はたまた恵比寿の写真美術館も、無料で観れます! ・・・ミュ…続きを読む
2023/12/5