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DoTTS Faculty 教員コラム

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アカデミック・イヤー 2025の抱負(長崎睦子)

2025年授業開始前の最後の週末、近所の公園に桜を見に行く。暖かい日差しの中、きれいに咲き誇った桜を眺め、自然と心がウキウキ、わくわく、ぽかぽか、ふわふわ、とろとろ、ウトウト…ベンチに座りながらまどろ…続きを読む

2025/4/10

大阪・釜ヶ崎への旅(須永和博)

 1967年に出版された上野英信のルポ『地の底の笑い話』は、石炭から石油へのエネルギー転換を背景に衰退が進む九州・筑豊の炭鉱地帯を訪ね歩き、往時の炭鉱労働者の姿を描き出そうとした名著である。同書で上野…続きを読む

2025/4/4

経済成長で変わるもの、変わらないもの(北野収)

久しぶりに東南アジアをフィールドにした社会学者の村井吉敬先生の本(『小さな民からの発想』)を読み直していたら、現場で話をしたインドネシア人の青年の発言に関連して、次のような下りが目に入った。「同じ人間…続きを読む

2025/3/25

ある天文学者との遭遇(北野収)

一度も会ったことはなくとも、自分の人生や生き方や考え方に大きな影響を与えてくれる人がいる。多くの場合、書物や記事や映像といった媒体を通じて、その人を発見・遭遇する。私たちはその人を「恩師」と呼ぶことは…続きを読む

2025/3/25

タイ・メーホンソン紀行 2 (須永和博)

 山がちな地形が広がるメーホンソンには、平地に暮らすシャンだけでなく、山地少数民族も多く居住しています。今回の調査の目的は、山地少数民族カレンの人々が最近始めたコーヒー生産の現状を調べることでした。 …続きを読む

2025/2/27

タイ・メーホンソン紀行 1(須永和博)

 先日、調査のため1週間ほどタイに行ってきました。目的地は、首都のバンコクから北西に800キロほどの場所にあるメーホンソンという街です。  皆さんは、タイ料理と聞いてどのようなものを思い浮かべますでし…続きを読む

2025/2/27

黄色いカレー(北野収)

今では当たり前すぎるメニューかもしれないが、かつては、カレー、スパゲティ(ミートソースとナポリタンに限定、当時パスタという言葉はなかった)、ハンバーグといえば、昭和の子どもの人気メニュー御三家の地位を…続きを読む

2025/2/17

昔の正月:おせち料理・お風呂・凧あげ・お年賀(北野収)

あけましておめでとうございます。 いきなり私事で恐縮だが、妻の実家は江戸時代初期以来の上総の一地区の旧家であり、明治に入ると、ある商売を開業した。それは大正~昭和末期にかけて、それなりの規模を誇った地…続きを読む

2025/1/9

人種差別(北野収)

「差別は良くない」ということをあからさまに否定する人はいないが、そういう人でも無意識に誰かを、何かを差別していることがある。かくいう自分も例外ではないかもしれない。差別がいけないことは理性で理解できた…続きを読む

2024/11/21

タイ南部ソンクラー旧市街で考えたこと(須永和博)

 ”live like a local.” 近年、世界各地の都市観光の現場で耳にする言葉だ。まち歩きをしながら、地元の人が通う食堂やカフェ、雑貨屋などを訪れ、その土地ならではの…続きを読む

2024/10/21

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