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DoTTS Faculty 教員コラム
Summertime: What will you do this summer?(L. G. Bond)

Summertime! It is the perfect time to do something you have wanted to do for a long time. It is al…続きを読む
2025/7/31
暗黙知、科学知、陰謀論、そして反知性主義(北野収)

今、エアコンが効いた部屋から窓の外に広がる夏雲を眺め、この季節を「目で浴び」ながら、原稿を書いている。7月になると大学のキャンパスでニイニイゼミが鳴き始める。8月になるとアブラゼミやミンミンゼミがこれ…続きを読む
2025/7/31
国境を越えて移動する「わたし」のライフとキャリア-学科講演会記録として(大野恵理)

去る5月30日(金)、トランスナショナル文化特殊講義「国境を越える人々のライフ・ヒストリー入門」の授業において、佐藤未奈氏(日本国際ボランティアセンター)をお招きし、トランスナショナルなキャリア形成…続きを読む
2025/7/8
ミクロネシア・チューク州に残る日本統治時代の遺構と観光資源(玉井昇)

グアムを経由して飛行機で1時間半ほど、太平洋の青い海にミクロネシア連邦共和国のチューク州がある。ハワイやグアムに比べれば圧倒的に小規模だが、ここも同じくサンゴ礁に囲まれた南の島で、もちろん主たる産業は…続きを読む
2025/5/19
両親と「うどん」が教えてくれたこと(北野収)

今は亡き両親の出身地は互いに離れていたが、共通点は雪国であったことだ。津軽出身の母の料理の味付けは濃く、しょっぱかった。関西文化圏の北限である富山出身の父はさぞ辛かったに違いない。二人の麵類の好みは大…続きを読む
2025/5/8
アカデミック・イヤー 2025の抱負(長崎睦子)

2025年授業開始前の最後の週末、近所の公園に桜を見に行く。暖かい日差しの中、きれいに咲き誇った桜を眺め、自然と心がウキウキ、わくわく、ぽかぽか、ふわふわ、とろとろ、ウトウト…ベンチに座りながらまどろ…続きを読む
2025/4/10
大阪・釜ヶ崎への旅(須永和博)

1967年に出版された上野英信のルポ『地の底の笑い話』は、石炭から石油へのエネルギー転換を背景に衰退が進む九州・筑豊の炭鉱地帯を訪ね歩き、往時の炭鉱労働者の姿を描き出そうとした名著である。同書で上野…続きを読む
2025/4/4
経済成長で変わるもの、変わらないもの(北野収)

久しぶりに東南アジアをフィールドにした社会学者の村井吉敬先生の本(『小さな民からの発想』)を読み直していたら、現場で話をしたインドネシア人の青年の発言に関連して、次のような下りが目に入った。「同じ人間…続きを読む
2025/3/25
ある天文学者との遭遇(北野収)

一度も会ったことはなくとも、自分の人生や生き方や考え方に大きな影響を与えてくれる人がいる。多くの場合、書物や記事や映像といった媒体を通じて、その人を発見・遭遇する。私たちはその人を「恩師」と呼ぶことは…続きを読む
2025/3/25
タイ・メーホンソン紀行 2 (須永和博)

山がちな地形が広がるメーホンソンには、平地に暮らすシャンだけでなく、山地少数民族も多く居住しています。今回の調査の目的は、山地少数民族カレンの人々が最近始めたコーヒー生産の現状を調べることでした。 …続きを読む
2025/2/27