2026/6/25 - DoTTS Students 学生コラム
玉井ゼミ春の学外研修報告(島田茉優 、岡本李映)
今年の春ゼミ研修は、以下の目的を設定して企画しました。
●個人研究テーマの設定や研究内容の深化につながる視点や知識を得るとともに、途上国の現状や世界と日本とのつながりについて学び、「私たちにできること」を考えるきっかけとする。
●具体的な課外学習として、JICA 地球ひろばを訪問し、講義や展示見学を通して、国際協力や SDGs に関する理解を深める。
●さらに、JICA海外協力隊の体験談を聞き、国際問題をより身近なものとして捉える機会とする。
●また、4月から加わる新 3 年生と 4 年生の交流を深め、今後のゼミ活動を円滑に進めるための関係づくりを行う。
そして、2026 年 3 月 23 日(月曜日)、JICA 地球ひろばを訪問し、国際協力や SDGs に関する講義・展示見学を通して学習しました。

最初に、施設スタッフの方から SDGsの概要や JICA 海外協力隊の活動内容、実際の体験談についてお話を聞きました。講義後は 1 階の体験ゾーンを見学し、途上国の現状や世界が抱える課題についての体験型展示を見学しました。また、春ゼミ後には場所を変え、もんじゃ焼きを食べながら懇親会を行い、新 3年生と4 年生の交流を深める機会をもちました。

【実施してみての所感】
岡本:今回の春ゼミでは、JICA 地球ひろばでの講義や展示見学を通して、国際協力や SDGs について理解を深めることができました。普段の授業やニュースでも国際問題に触れる機会はあったのですが、実際に国際協力に携わる方の話を聞いたことで、これまでよりも具体的なイメージを持ちながら考えることができました。特に、JICA 海外協力隊の体験談は印象に残っており、支援活動だけでなく現地の人々との関わりや文化の違いについても知ることができました。また、体験型展示では、開発途上国が抱える課題や世界と日本とのつながりについて学びました。自分たちの生活と国際問題は遠い存在のように感じていたところ、展示を見ながら考えることで、日常生活の中にも世界とのつながりがあることを改めて実感しました。講義や展示を通して得た知識は、今後の個人研究を進める上でも参考になる内容が多く、実際に今回の春ゼミをきっかけとして個人研究テーマの設定や見直しを行った学生もいます。私自身は在日コリアンの「名前とアイデンティティ」をテーマに研究を行っているのですが、今回の学びを通して、国際問題は決して海外だけの問題ではなく、日本社会の中にも多様な背景や課題が存在していることを改めて考える機会になっています。さらに、新 3 年生と 4 年生が交流することで、学年を超えて研究内容や興味関心について話すことができ、今後のゼミ活動につながる有意義な時間となりました。今回の春ゼミは、国際問題への理解を深めるだけでなく、それぞれが自身の研究や関心について考えるきっかけとなる学びの場であったと感じます。

島田:今回の JICA 地球ひろばへの訪問を通して、世界が抱える課題について理解を深めるとともに、自分たちの日常生活を改めて見つめ直す貴重な機会となりました。展示や体験談を通じて、世界には私が想像していた以上に大きく深刻な課題が存在していることを実感しました。特に印象に残ったのは、体育館などの運動施設が十分に整備されていなかったり、運動する場所にごみが落ちていて安全に活動することが難しかったりする地域があるという話です。私たちは普段、安全に運動できる環境や整った学校設備を当たり前のように利用していますが、それらは決して当たり前に存在しているものではなく、多くの人の努力や支えによって維持されているのだと改めて感じました。また、展示では海外の生活用品や文化に触れる機会もありましたが、日本と似ている部分も多く見られ、国や地域が違っても共通する価値観や暮らしがあることを知ることができました。その一方で、限られた資源を有効に活用しながら生活している様子を知り、今あるものを大切にし、工夫しながら活用していくことの重要性についても考えさせられました。さらに、今回の学びを通して、課題は海外だけに存在するものではなく、日本にも多くの社会問題があることを改めて認識しました。しかし、そのような問題は普段の生活の中では意識しなければ見過ごしてしまうことも少なくありません。だからこそ、このような施設を訪れ、実際に現状や課題について学ぶことには大きな意味があると感じました。今回の訪問で得た学びや気づきを一時的なものにするのではなく、今後の生活の中でも社会課題に関心を持ち続けたいと思います。そして、世界や地域の問題を他人事として捉えるのではなく、一人ひとりが自分にできることを考えながら行動することの大切さを学ぶことができました。



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