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2024/4/9 - DoTTS Students 学生コラム

韓国慶熙大学への協定校留学体験記(岩崎有紀子)

私は現在、韓国の慶熙大学に1年間交換留学で来ています。留学に来て1ヶ月が経ち、経験したことや感じたことについて書かせていただきます。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

まず、慶熙大学についてですが、ソウルの東大門区というところに位置しています。学校の周りは飲食店が多く栄えている印象ですが、学校の門をくぐると雰囲気はヨーロッパに来たかのようです。坂が多くキャンパスの面積も広いので15分の休み時間で別の棟に授業を受けに行くことはほぼできません、、キャンパス内には食堂や飲食店、コンビニ、カフェが多く20以上のお店が入っています。学生たちがボランティアで運営しているカフェも見かけます。

キャンパス本館前
キャンパス内の建物

私はキャンパス内の寮で生活しています。ルームメイトと2人部屋なのですが寮内で料理をする事ができません、なので学校周辺の飲食店を食べ歩いています。韓国(ソウル)に来て驚いた事は沢山あるのですが、その中の1つがカフェの多さです。いたるところにカフェがあって勉強場所として利用している人が多いです。24時間営業のカフェも沢山あって試験前は学生で埋め尽くされるそうです!

大学近くの飲食店

授業の予習、復習、サークルと日々忙しい日々を過ごしています。韓国の授業は日本とは少し異なっていて1つの授業が週に2回ある場合が多いです。私は観光学部に所属しているのですが、学部以外にも好きな授業を受講する事ができます。今学期は観光学部の授業以外に留学生専用の韓国の文化や歴史を学ぶ授業、そして日本の大衆文化について学ぶ授業など自分の好きな分野を受講しています。母語ではない言語で授業を聞いて理解するのは思っていたより何倍も難しく、復習の時間がとても沢山必要です。しかし、授業を受けるたび違う視点の知識が身についている気がして楽しいです。

また、サークル活動では動物保護サークルに所属しています。学校のキャンパス内には20匹を超える野良猫がいます。その子達の去勢手術、そして毎日ごはんをあげています。さらに、近所にある犬の保護施設にボランティアに行って散歩や掃除などのお手伝いをしています。保護施設には約450頭の犬がいます。言葉も伝わらない犬たちにも生活する場所があって自由があるはずなのに、施設の小さい檻のような場所に入って悲しそうに見つめ吠えてくる子達を見ると「どうにかしなければ」という思いが込み上げてきます。自分の無力さを感じるばかりですが、これから活動する中でできる限りの貢献をしたいと思っています。

保護施設の様子
保護犬の情報
家族募集中の犬

韓国の学生たちの勉強への「熱量」は日本の大学生より多いと感じます。あと2週間ほどで中間試験の時期です。周りの学生たちは既に勉強モードなので、その姿を見て私も勉強に励んでいます。

まだ慣れない部分もありますが1年間という短く限られた時間の中で出来るだけの事はやってみようと思っています。いつも挑戦の気持ちでここでしかできない貴重な体験を持ち帰りたいです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。またこのコラムでお会いできたら嬉しいです。