2021/10/28 - DoTTS Students 学生コラム
留学体験記~スペイン・マラガ~(芳賀ちはる)
スペイン、アンダルシア州にあるマラガという都市に留学に来ています。青い空、青い海、白い砂浜に陽気な人たち!といったいかにもスペインという感じのする場所です。
私は第二外国語としてスペイン語を選択し、3年間こつこつと学び続けてきました。ですが、ここにきて「自分の学んできたことが通用しない」という感覚に陥りました。ネイティブスピーカーのスピード、そしてほかの国からの留学生の流暢さに全くついていけませんでした。しかし、ここで生活していくにつれて、だんだんとコミュニケーションについていけるようになってきました。直接言語に触れながら勉強することの重要さを身に染みて感じています。それと同時に、今まで積み重ねてきた土台の重要性も感じています。
ここまではありきたりな留学体験談のようになってしまったので、コロナ禍の留学であることについても触れたいと思います。コロナウイルスによって、異文化に直接触れる機会が減っている中で、私にとってこの留学は交流文化学科で学んできたことを活かす場であると感じています。自分の中で育てていた疑問や好奇心を、思う存分この地で解き放っています。また、交換留学という制度を使っているので、獨協大学以外の学費はかかっていませんし、奨学金もいただけているので、経済的にも余裕があります。そのため、気になる場所に旅行に行ってみたり(留学生ビザの場合は、EU域内をほとんど自由に移動できます)、美術館に行って教科書に載っていた絵を見に行ってみたり、授業以外の時間も有効に使うことができています。
最後に、この留学によって、自分の学びがより深いものになることを確信しています。このような機会をくださったすべての方に深く御礼申し上げます。
(交流文化学科3年 芳賀ちはる)
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