2013/3/5 - DoTTS Faculty 教員コラム
アメリカ合衆国(北野収)
ニューヨークと聞くとマンハッタンの摩天楼やブロードウエイのミュージカル、流行のファッション・・・と世界一の大都会のイメージがあります。しかし、ニューヨーク市=ニューヨークではありません。ニューヨーク州は北海道と四国を合わせたよりも大きな州で、酪農、果樹などの一大産地です。アメリカのワインといえばカリフォルニアが有名ですが、ニューヨークはカリフォルニアに次ぐワインの産地です。そしてもう一つの特産品は新鮮な牛乳が原料となるアイスクリーム。このニューヨークで今、伝統的な家族経営農家と消費者の提携による新しい「地産地消」の仕組み「シビック・アグリカルチャー」が発展しつつあります。
グローバル化が進展する一方で、ローカル化という現象が世界各地で始まっています。「シビック・アグリカルチャー」もローカル化の一例です。また、国際版 「産直提携」ともいえるフェアトレード商品も、町の至る所でみかけます。ニューヨーク=大都会という表面的なイメージに囚われずに、幅広い関心を持って、 世界各地で起きている現象を知ってもらいたいです。詳細は、拙訳書『シビック・アグリカルチャー』をご参照ください。
(北野収)
前の記事
次の記事